活動実績
キャリア教育・授業レポート

「はたらく」と「元気」の ふしぎな関係

千葉大学教育学部附属小学校 6年生3クラス

岩渕薬品株式会社 × 株式会社まなびーいんぐ Supported by 一般社団法人RE-BASE Lab

世界に自分一人だけだったら、という問いを示しながら子どもたちと向き合う中山諒一郎先生
一つの問いから、「元気」や「幸せ」について考える授業。

2026年10月29日、千葉大学教育学部附属小学校の6年生3クラス・約100名を対象に、岩渕薬品株式会社のキャリア教育「『はたらく』と『元気』のふしぎな関係」を実施しました。

授業は、株式会社まなびーいんぐの代表取締役であり、講師としても活動する中山諒一郎先生が担当しました。RE-BASE Labがサポートし、正解が一つに決まらない問いを通じて、「健康」と「はたらくこと」のつながりを考えました。

健康を、体と心だけで考えない

体も心も元気。
でも、世界に自分1人だけ。

授業では、こうした問いを手がかりに、自分の考えを伝え、ほかの人の意見を聞きながら考えました。中心にあったのは、健康には体や心だけでなく、人とのつながりや役割も関わっている、という視点です。

中山先生の問いに対し、手を挙げて考えを示す子どもたち
問いに対し、手を挙げて考えを示す子どもたち。

「正解がないから、いろんな意見を聞くことができて楽しかった」

授業後のアンケートより(原文)

だれを、どんなふうに元気にしたいか

「しあわせプラン」では、職業の名前に加えて、自分の好きなことや得意なことを使い、だれを、どんなふうに元気にしたいかを考えました。

教室を回る中山先生と、ワークシートに取り組む子どもたち
自分の考えを書き、話す時間。
健康や自分のしあわせプランについて、ワークシートに書き込む児童の手元
問いを受け止め、自分の言葉にする。

寄せられた87件の「しあわせプラン」には、家族や友だち、応援してくれる人、病気の人など、元気にしたい相手が具体的に書かれていました。

「私は『薬剤師』という仕事で、病気になった人を自分が作った薬で病気を治して笑顔にして元気にしたい。」

「しあわせプラン」より(原文・児童が描いた将来への思い)

まだ思いつかなかった子もいました。すぐに答えを決めることだけでなく、自分がだれと、どのように関わっていきたいかを考える時間になりました。

授業後の振り返りから

回答 89件

「健康」には体と心のほかに人とのつながり・役割もあると思うか、という問いに、94.4%が5段階の「4・5」と回答しました。自由記述にも、健康を人との関わりから捉える言葉が寄せられています。

5段階の質問の結果(各設問89件)
質問4・5の割合平均
今日の授業は、楽しかったですか?88.8%4.42
「健康」には、体と心のほかに「人とのつながり・役割(社会的健康)」もあると思いますか?94.4%4.57
はたらくことは「だれかを元気にすること」だと思いますか?80.9%4.22

「健康は、自分一人のチカラではどうしようもない、皆でつくるものであること。」

授業後のアンケートより(原文)

一方、「はたらくことは、だれかを元気にすること」の問いでは、「3(どちらとも言えない)」が15件ありました。健康についての気づきを、身近な仕事とのつながりへどう広げていくか。今回の振り返りから、次に考えたい点も見えてきました。

実施概要

実施日
2026年10月29日(木)
実施校・対象
千葉大学教育学部附属小学校
6年生3クラス・約100名
授業名
「はたらく」と「元気」のふしぎな関係
総合的な学習の時間・キャリア教育
実施体制
岩渕薬品株式会社 × 株式会社まなびーいんぐ
Supported by 一般社団法人RE-BASE Lab
講師
中山諒一郎先生
株式会社まなびーいんぐ 代表取締役

掲載写真は、児童の顔や個人を特定できる情報にモザイク処理を施しています。